気ままに生きるきさらぎの暮らし

ウェブリブログに書いていたものをブログタイトルを変更してお引越ししました。雑記ブログです。

さぁ定期演奏会本番!送る会は涙の嵐…

こんにちは、きさらぎです。

前回に引き続き、娘の吹奏楽部の定期演奏会のお話です。

 

定期演奏会当日、子どもたちの集合は朝8時の予定でした。

ところがです。

前日、部活を終えて帰宅した娘が言うには、「明日6時45分集合だって」。

はっ!?

早くない!?

まぁ定期演奏会は曲数も多く、初心者も演奏する(1年生なんて担当楽器始めてまだ一ヶ月半とか)から、人に聴かせられるように仕上げるのは大変とは思うけど…にしても、早くない!?

 

とはいえ、1番大変なのは指導してくださってる顧問の先生なんです。

こちらが文句を言えた立場ではございません…。

 

定期演奏会当日は保護者会でお昼のお弁当を手配してありますので、お弁当を作るとかゆー心配もなく。

保護者会としては子どもたちの集合時間に合わせる必要もなく、事前の予定通りに8時集合、ちょっと挨拶、トラックが来たら楽器積み込みのお手伝い、という流れ。

楽器積み込みといっても、パーカッション関係が大変なだけで、管楽器は部員数も少ないしそんなに時間のかかるものでもないんです。

ほぼ見守る感じのお手伝いを終えたら、それぞれの子供を自家用車に乗せて会場となる市民会館へ。

しかし市民会館も9時にならないと開かない契約なので、しばらく待機の時間となりました。

こういうのって余裕もってスケジュール組むから、時々待ち時間出たりしますよねー。

この時間の間に、私は会計さんと精算を済ませておきました。

定期演奏会にかかる会議の書類コピーと、舞台その他の装飾にかかった分の精算ですね。

一万円超えでした(笑)

あ、これには後輩へ渡すプレゼント代(5人分)も入ってるので、そんな額になっちゃうんですよね。

 

さて、会場を使える時間になったら、まずは楽器を下ろして、そのあとはいよいよ舞台の装飾にとりかかります。

「〇〇中学校吹奏楽定期演奏会」の横看板を掲げ、バルーンアート制作&設置、うちで作っていったお花紙の設置、受付テーブルの設置と装飾(これは毎年使い回しのポスターがメイン)、などなど。

舞台の進み具合も見なきゃいけないし、受付もちょっと離れるといつの間にかバージョンアップしてるし(笑)

あっち行ったりこっち行ったりまーそれはそれは忙しくて。

というか、自分ちから持って行った道具一式がどこに行ったか分からなくなって散々探したり(旦那が客席に持ってってた)、未使用のごみ袋片付けてないのに見当たらなくなって何往復もして探したり(自分で車に片付けてた)、結局大した仕事もできず人を巻き込んで捜し物して終わった気がします…。

 

余計めに買ってあったお花紙は、アナウンス台やマイク、譜面台にも飾ったりしてより華やかに。

厚紙を丸めて養生テープでデコった花瓶もどきもなかなか可愛らしく仕上がり、遠目に見ればただの厚紙から作ったとは思えないほどの出来栄えとなりました(と思います)!

ある程度装飾が完了したら保護者は一旦解散。

子供たちはリハーサル&昼食。

3役はお弁当の受け取りとかもあるのでずっと会場にいて、我が家では持参したおにぎりをロビーにて食べてました。

子供たちがお弁当食べてるところを撮影しに乱入してったりね。

 

午後になると、いよいよ本番です。

受付担当は1年生保護者にお願いして、私達はロビーで入場者をお出迎え。

といっても、やっぱり観客、少なくて。

部員の家族や学校の先生がほとんどで、3年生のクラスメイトが3グループくらい(うちひとつは子供+その母親のみ)、あとわかるところでは、うちの子のピアノの先生も来てくださいました。

皆さんせっかくの休日なのに、わざわざ来ていただいてほんと感謝です。

 

開演後、1年生保護者の皆さんには受付の解体と受け付けたプレゼントを楽屋前に運ぶ作業をお願いしてたのですが、演奏は旦那が撮影してるし、一応うちも参加しないといけないだろうなぁと思って残っていたら、2年生の副会長さんから「生で見てこい!」と背中を押されてしまい、結局開会のあいさつ終盤から会場内へ入って聴くことができました。

ありがたいことです。

 

しかしあとから入ったため、前の方の席へ座るのは はばかられ、だいぶ後方から見ることに。

でもねぇ、ここは会長として、前の方へ行って、近距離から部員たちを撮影するべきだったんですよ…。

ということに、記念品のフォトブック制作にとりかってかから気づく…。

時すでに遅し!

もしくは、2年生以下の誰かに撮影係をお願いするとかね。

 

演奏会は、娘たちの吹奏楽部らしく、あたたかな雰囲気で進められました。

1年生だけのステージがあったり、1•2年生だけのステージでは3年生がちょっと踊ってくれたり。

なにより、娘が楽しそうに(ノリノリで)演奏してるのがよかったですね〜。

部活が大好きだった2年半。

1年生の頃は、部活の雰囲気に異議を唱えていて、自分たちの代になったら雰囲気変えるんだと意気込んでた。

そしてそれを現実にした。

これって結構すごいことだと思うんですよ。

3年生が2人しかいなかったからこそ、なのかもしれませんが。

 

毎年3年生だけのステージもあるのですが、なにせ今年はたったのふたり。

しかもクラリネットトロンボーンという組み合わせ。

曲を演奏しようにも、片方がメロディ、もう片方は伴奏、というぐらいしかできないなか、自分たちでアレンジをして(娘曰く「かなり先生が関わってくれた」、先生曰く「ほんとに2人だけで作り上げた」)、「栄光の架橋」ほか、3曲をふたりだけでやりきりました。

 

広い会場に響く、2人だけの音。

それを、観衆が静かに聴く。

そんな空間が、なんだか感動的でした。

 

聴きにきてくれた方が言うには、この「栄光の架橋」がとても良かったとのこと。

お友達や先生方まで、どうやら涙を誘っていたようです(笑)。

いや、親はそうでもなかったっていう(笑)。

わたしはね。

うん、旦那はどうか聞いてないけど。

 

演奏会の終盤は全員での演奏コーナーでしたが、それを終えたところで我々保護者会には重要な任務が!

それは…

 

アンコールをする!

 

です。

プログラムの最後の曲が終わったら、すかさず「アンコール!アンコール!」を叫ぶ!

 

観衆が帰ってしまう前に、アンコールに持ち込まなければなりません!

焦る親、リハーサル通り、淡々とアンコールの準備を進める子供たち…。

だって、アンコール曲の流れまできちんと練習してるんですもん、「一旦引っ込んで、アンコールの声に応えてやっと再登場する」なんて演出もなく、すぐにアンコール曲の開始です(笑)。

 

というわけで、無事アンコールも演奏でき、ご来場いただいた皆さまを会場出入り口でお見送りし、先生やお友達と記念撮影なんかをして、和やかに定期演奏会は終了となりました。

よかったねぇ〜。

 

さぁ、定期演奏会を終えたあとは、ステージに戻って3年生を送る会を開催します。

何をするかというと、まぁそれぞれが挨拶したり、花束やプレゼントを贈りあったり、ってなものですね。

2年生保護者の副会長さんに進行をお任せし、娘の後ろに陣取りながら参加しておりました。

 

子どもたちがそれぞれ挨拶をする前に、顧問の先生方からお言葉を頂くのですが、今年はここで思いもよらぬことが!

なんと、今まで1度も送る会で泣いたことがないというメインの顧問の先生が、感涙し言葉に詰まるというまさかの事態!!

我が家はその先生とお付きあいしてまだ3年目ですが、上のお子さんもお世話になった保護者さんに聞くと、挨拶で泣いたのなんて見たことないとのこと…。

先生もよっぽど感じるところがあったのでしょうか…。

確かに、部の雰囲気を明るく和気あいあいとしたものに変えたという娘たちの功績はあったんだと思いますが、もうその3年生と一緒に活動できないというのが寂しかったのでしょうかねぇ…。

 

吹部にはもう一人、顧問の先生がいらっしゃるのですが、卓球部との兼務でほとんど部活には顔を出せてなかった先生。

コンクールのときも、引率できなかったですし、保護者会を開催しても出席されず、保護者会会長であるわたくしも、ご挨拶できたのはウエルカムボード用の写真を撮りに行ったときが初めてでした。

(その日はコンクール県大会があって、メインの顧問の先生がそちらに行かれてたので代わりに部活を担当してくださっていたようです)

そんなことなので、娘たちも顧問の先生へのお手紙とかも書く内容に困るくらいだったのですが、なぜかこちらの先生まで涙ながらのご挨拶をしてくださいました。

実はその先生、国語の担当の先生で、うちのが弁論大会に出たときにもお世話になっていて(写真撮影の日の数日後)、その弁論の中で娘は部活での出来事も話題にしていました。

そしてさらに、もうひとりの3年生も、読書感想文の中で部活での経験を書いていたそうで。

そのへんの、「3年生にとっての部活の大きさ」を感じて下さったのか、思いがけず涙してくださって。

あいさつの中で、やっぱり3年生ふたりの「栄光の架橋」で泣きそうになったとおっしゃってくださいました。

 

まー、そんな感じなので!!

そのあとの、3年生のあいさつも!

涙涙涙でして…!

親も泣かないわけないですよ、こうなっちゃうとー!!!

うんうん、頑張って来たもんねぇ、部活大好きなんだもんねぇ〜!!

と、涙フキフキ、鼻水フキフキ…。

 

ほんでね、うちの娘ったらえらくて、「3年生からの挨拶」という項目だったのに、「全体的なことに関する話」、「1年生、2年生それぞれへの言葉」、「先生への言葉」、「保護者への言葉」と、親に言われたわけでもないのにパーフェクトなラインナップ!

わが子ながら感心しました。

いや、私がそういう気遣いのできる人間ではないもんですから(笑)

と、そんなところにも感動してしまった次第です。

 

が!そんなことばかりは言ってられない、保護者会会長!

そのあとは送る会の撮影係となり、涙そっちのけでパシャパシャやっておりました。

 

皆さんのフォローのおかげで送る会も滞りなく終了し、楽器の搬出や装飾の片付けを経て、学校へ戻ってまいりました。

(この、最後に3階まで楽器を運ぶのが大変なんだわ、曲数多いから打楽器色々持ってったし)

 

で、いよいよ解散というときです、帰ろうとする私達に、1年生の軍団が駆け寄ってきて、娘へお手紙を渡してきたではありませんか!

更に、2年生の面々は個々にプレゼントまで…!

送る会で保護者会が準備したプレゼントは既に贈ってあるというのに、ありがたいことです。

去年もおととしも、うちの娘は先輩にプレゼントなんて準備しなかったよ…。

それほど娘が後輩から慕われていたのだとしたら、嬉しいの一言につきます。

 

定期演奏会と送る会を終えた娘は、「楽しかった!」「もうこのメンバーで演奏できないのが寂しい」と言っておりました。

心からそう言える環境であったこと、本当に素晴らしいと思います。

中学の部活なんて、大体行きたくない、やりたくないのが大半じゃないですか。

自分のことを思い出しても、真剣に練習なんてしていなかったですしね。

でも娘たちは違いました。

少ない人数ながらも、よりよい演奏、よりよい部活を目指して、日々努力してたんですね。

コンクールで県大会にこそ行けませんでしたが、最後まで、立派にやり遂げました。

 

一つだけ残念だったのが、定期演奏会でいっしょに演奏してくれる予定になっていた教頭先生(ホルン)が参加できなくなってしまったこと。

前日夜に不測の事態が起きてしまい、やむなく参加中止となってしまいました。

教頭先生との共演、すごく楽しみにしてたのになぁ〜。

 

写真は保護者会で用意した3年生へのアレンジフラワー。

このアレンジフラワーも一騒動あって(笑)

予算が低すぎたせいか、まさかのラッピングなしの状態で配達されてしまい、悩んだ挙げ句、会長道具の中にあった楽譜柄の包装紙を半分に切って包み、ウエルカムボード用に購入してた紙のひもで括って結びました。

運良くどちらも茶色系だったので、それなりに見えるようにはなりました。

丸い鉢を包むのにはなかなかに苦労しましたよ〜。

ただの四角いものならそれなりに包めたかもしれませんが…他の生徒へのプレゼントで届いていたお花のラッピングを手本に見様見真似で包んでみました。

なんとか形になって良かったです。

来年度からは予算を上げてもらわないとですね〜。

 

様々色んな出来事ありましたが、これにて娘の部活動は終了です。

いよいよ、受験モードに突入です。

先日の中間テストでは、点数が下がっているわけではないものの、周りのお友達の伸びが凄まじく、順位的には相当下がっていそう(まだ発表されていない)。

ところがなかなかやる気も出なくて、本人もちょっと困っているみたいですね。

今のところ、下旬に文化祭の合唱コンクールも控えているので、そちらも忙しいみたい。

中学校最後の合唱コンクールなので悔いのないようにやってほしい反面、ちゃんと勉強しろよ〜とも思いますね。

スマホを眺める時間も長いので、お友達と連絡を取りやすいという長所はあるものの、やっぱりスマホが障害になってるのは事実みたいです。

なんとかその誘惑に打ち勝ってお勉強していただきたいものです。

人生の岐路ですよ、わかってんのかな?

 

さて、今回も随分と長文になってしまいました。

お付きあい頂いた皆さん、ありがとうございます。

またそのうち何か書きたいと思います。

うーん、フォトブックですったもんだした話とかですかね(笑)。

でもただこうしてあーしてこうなって、でも結局出来上がりましたって話だけだから、書かないかもしれないなぁ。

ということで、多分、次回未定です!

ではまた今度!