気ままに生きるきさらぎの暮らし

ウェブリブログに書いていたものをブログタイトルを変更してお引越ししました。雑記ブログです。

娘の公立高校受検の話

どうも、きさらぎです。

今回はいよいよ、娘の公立高校受検の話について書いてみたいと思います。

 

私立高校については以前書いた通り↓

 

humikisaragi.hatenablog.com

 

滑り止めとして受けた私立高校は無事に合格し、それから約1か月、やっと公立高校受検の日がやってきました。

 

もともとは特に行きたい高校もなかった娘ですが、こんなときでもないと入れないからと、視野にない高レベルの学校などなど様々な学校説明会へ出席するように促されいざ行ってみると、なんとその中でも1番偏差値の高いところを気に入ってしまい、そこを第一志望として頑張ってきました。

偏差値が高く賢い子たちばかりの学校だからか、縛りがきつくなく自由な校風でそれが良かったんだそう。

そして地域の中心部ゆえのちょっとした都会感(全国的に見ればとても田舎ですが、こちらよりは遥かに都会なのです)、共学、吹奏楽部、全て娘の希望を満たす学校でした。

娘の学力を除けばね…。

 

秋まで部活を頑張っていましたので、そのあとどこまで成績を伸ばせるか?

親も担任も本人も、誰もわからない。

ほんとに頑張っていたので多少点数の伸びは見せたものの、しかし冬になってもなかなか合格ラインには届かないのでした。

 

1番点数が良かったときですら、まだあと10点ほど足りない状態。

担任の先生曰く、倍率によってはうまくいけば合格できるかどうか境目くらいとのこと。

そして私立高校の受検の成績を見ても、第一志望へ挑戦しろと簡単には言えないものでした。

その数字で受検となれば、それはまさに賭けのようなもの。

親としてはそんな挑戦を勧めることはできません。

第一志望に運良く通ったとして、入学後はきっと勉強が大変で、ついて行くのが精いっぱい(ついていけないかも)、だから部活もしっかりできない…なんていう未来になったら目的は果たせなくなるわけだし。

 

もしも私立の希望コースに漏れたときには、吹奏楽部のある地元の高校に変更すると決めてはいたのですが、合格できましたし。

ただそのときの成績が第一志望へ合格できる確証の得られるほどのものでなくて。

 

合格してる私立高校だって地域の中心部にあるし、共学だし吹奏楽部あるし、上を目指して第一志望に挑戦して結果だめだったとしてもそこに行けるならそれもまぁよいのではないか?と思ってみたり、いやしかし公立にも合格してほしいと思ってみたり。

本人的にもやはり「公立に落ちたから私立に行った」という風に周りに見られるのがいやみたいで。

学費のことも気にしてるようでしたし、ばあちゃんからいらないこと言われてたりもして。

 

いやぁ、悩みましたねぇ。

 

今はスマホで何でも検索できる時代なので、どうすべきか決められないでいた娘も自分で色々調べてたみたいです。

その地元の高校では自分のレベルとちょっと違うんではないかと思ったようで。

3年後、大学進学とかを視野に入れた場合、地元の高校へ進むより、中心部の(第一志望とはまた別の)高校へ行った方が、いい結果になるんではないかということもあり。

 

結局、共学でもなく吹奏楽部もない、一応第3志望に上げてはいたものの現実的には考えていなかった高校へ受検することになりました。

 

親としては、娘の希望を叶えられない高校へ進ませて本当にいいのか?塾へ行かせていれば第一志望を受けられたんじゃないか?色々思うところはあるんですけどね…(なまじクラリネットがそこそこ上手でしかも吹奏楽愛がとても強かったので)。

 

塾については何度も本人に確認して、行かないという返事だったので結局お世話にならずに終わりました。

多分、金銭的余裕がないということと、周りが塾通いしてる中でも自分は塾無しで高校合格してみせる、という気概とで行かない選択をしたものと思われます。

前者に関しては親としては複雑なところも…情けない。

 

とにもかくにも、中学校への受検意向確認書提出期限ギリギリまで悩んだ結果、第3志望を受検することに決めたのでした。

 

さてさて、受検校を決めたあとは、願書の記入と提出。

受検料は2200円。

さすが公立。

中学校が取りまとめてくれます。

公立高校の場合、さすがにまだ出願方法がアナログで、私立みたいにウェブ申し込みなんてなくて。

中学校で願書をまとめて受検校まで持っていってくれるのですが、なんとここで思わぬ出来事が!

たまたま私のスマホに流れてきたニュースに、県内公立高校願書受付開始の話題。

それをスクロールして読んでいくと、あら!?娘の中学校の名前が載っているではありませんか!

しかも出願に行った先生がインタビューに答えたっぽい。

思わず動画ニュースを再生。

そしたらなんと!

その先生が願書を提出するシーンまである!!

 

そ、その願書!うちの!うちの子のですっ!!!

 

興奮して動画を見る母子。

 

ちゃんと間違いなく出願してくれたんだねぇと安心いたしました。

 

で、この話には続きがありまして、後日受検票を配布された際、その受検票を見てびっくり。

ああ、だからうちの娘の学校の先生がインタビュー受けてたのね、と思うような受検番号だったのです。

忘れたくても忘れられないような番号です(笑)

 

出願締め切り日の夕方には、倍率の発表。

ここでもまたまさかの出来事が。

昨今の少子化の影響なのでしょうか…今までそんなことはなかったのに、ついに娘の受検校まで定員割れしてしまってました!!

 

受検する側としては不合格の可能性がかなり低くなりましたのでありがたいことではあるのですが、伝統ある公立高校でもそんなことが起こるのかと…信じがたい思いです。

 

そしてそんなに人気がないのかと。

30年前私も受検した学校ですので、とてもショックです。

 

しかし第一志望としていたあの学校は定員割れはなく、倍率は1を超えていました。

不合格者は10人くらい出る見込み?

その数字を見ても、そうね、うちの子は落とされる側だったかもね…と感じました。

そして定員割れにも関わらずひどくナーバスになっている娘を見ていると、競争激しい第一志望にしなくてよかったのかも、と思ってしまいます。

先に進学先の決まっている人たちが目障りで仕方ないようで、ずっとイライラしていましたので。

 

そしてようやく迎えた公立高校受検当日。

事前に購入しておいた切符を持って、お弁当を持って、受検票を持って…。

最寄りの駅では先生が集合確認をしてくれますが、向こうの駅に着いてからは生徒たちが自力で受検校までたどり着かなければなりません。

数日前に予行演習で実際のルートを歩いておいたものの(←先生がそう勧めてくれた)、親は子供だけでたどり着けるのかハラハラです。

スマホも持っていけないので娘の現在地も確認できない。

そんなときに親ができることは…。

 

とりあえず、合格祈願に行ってきました(祈祷はなし)。

特に文殊様とかいうわけでもなかったのですが、合格祈願に行ったという書き込みがあったので。

ご朱印もちゃっかり頂いてきてしまいました(500円でした)。

 

帰りの時間がちょうど受検終わってちょっとぐらいだったので、もしかして駅までの道を歩いているかも?と思い、受検校の方まで回ってきましたが、もう受検生も歩いておらず、見かけることはなかったです。

え?わたしたち、娘のストーカー?(笑)

 

娘は当初予定していた列車(けっこう時間ギリギリで乗れるかどうか怪しかった)には間に合わず、1本遅い便で帰宅。

次の列車までの時間は駅に集まってきたお友達と制服採寸受付のマネキンとかをお店で眺めたりして過ごしてきたそう。

そのとき自分の受検校の制服が1番かわいいかも、と思ってきたようです。

共学でないことも気になっていましたが、わいわい騒ぐ楽しい男子がいなくても、それなりに楽しめるかも、と思い始めてくれているようでした。

 

無事に受検を終え、合格発表まではそこから10日もあります(受検予備日が設けられているため)。

昔ながらの合格者の受検番号の貼り出しもありますが、それと並行してウェブ上での発表もあるそう。

おお、公立なのにすごい進化じゃないですか。

 

そして娘は今受検勉強からも宿題からも開放され、スマホの時間、友達との時間を満喫しています!!

羽根のばしてるぅ〜!!

こんなに呑気してて大丈夫かー!

まぁゆっくりできるのは今ぐらいしかないけどもー!!

学校行っても授業なくて卒業式練習だのなんだのばっかじゃないかー!

せっかく覚えたこと忘れてしまうぞー!!

 

いやしかし、先ほども書いた通り、落ちてるかも…とかなり不安がってはいます。

定員割れなのにね。

受検翌日に新聞に掲載された、受検問題の解答をちらっと見て、間違っているところを見つけて騒いでました。

でもきっと大丈夫。

合格できるラインにいるから受検したんだから。

しかも定員割れなんだから。

ちゃんと5教科受検できたんだから。

だからきっと大丈夫!

 

長くなりましたが、娘の公立高校受検はこんな感じで終了です。

合格発表はまだです。

その前に卒業式があります。

泣きますね、きっと。

ぐじゅぐじゅですね、もう。

 

次回はその話題になるかな?

 

今回も長文お付きあいいただきありがとうございました。

また次回!