気ままに生きるきさらぎの暮らし

ウェブリブログに書いていたものをブログタイトルを変更してお引越ししました。雑記ブログです。

「草の上 星の下」

まだ入手していなかった谷川史子先生の「草の上 星の下」ゲットしました! 表題作の「草の上 星の下」は、 主人公がなんとなく苦手に思っていた姉が、 突然スイスから実家に戻ってきて始まる姉妹愛の物語です。 家族の中で一番に愛してもらえなかった寂しさ、 姉に対して持っていたコンプレックス、 そして実は姉も持っていた主人公に対するコンプレックス。 順調にいっていた彼氏との付き合いも なんだか姉の存在のせいでくいちがってしまう。 家族として仲良くやっていても、 互いにお互いのことをうらやましいと思っていたり、 劣等感があったり呆れるところもあったり。 兄弟や姉妹、家族っていろんな思いを持ちつつ円満に過ごせるように 知らず知らずのうちに帳尻あわせてたりしますよね。 この物語は、 姉に対しての苦手意識をベースに描いてますが 結局は姉への愛情もきちんと持っているという家族の絆のようなものを感じさせてくれるお話です。 同時収録の「春が来たなら」も家族に関するお話ですが、 ちょっと泣けました…。 親一人、子一人。 一人っ子の女の子としては父親をひとり残して嫁いでいくわけにはいかない…。 彼のことは大好きだけれど、 お父さんのことも心配で…という、 泣かせるお話です。 自分が嫁いだ時の気持ちを思い出してしまいました(涙) 他に「サルビア」、「プリズム」が収録されています。 あ、どちらも年の離れた彼とのお話ですね。 設定はまったく違いますが。 谷川さんのお話はいつもさわやかです。 今回も買って正解でした{%笑いwebry%}
草の上星の下 (クイーンズコミックス)
集英社
谷川 史子

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感動です。りぼん読者 ...
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