気ままに生きるきさらぎの暮らし

ウェブリブログに書いていたものをブログタイトルを変更してお引越ししました。雑記ブログです。

東北の壁は高い

急に涼しくなって一気に季節が進んだ感のある今日この頃、いかがお過ごしですか。

南の方はまだまだ酷暑が続いているのでしょうか。

レッグウォーマー、毛布、デニム、ハーフアップ、クルーソックス,、色々変化のあるきさらぎでございます。

 

さて、先日、ふたつめとなる娘の部活の東北大会へ行ってまいりました。

隣県で開催される大会だというのに、娘たちは2泊3日での遠征…3年生がこれで引退となるからでしょうか、大会前日は学校は公欠で開催会場でのリハーサル、2日目が本番、3日目は隣県のイオンモール(めちゃでかいらしい)で数時間過ごして帰宅となります。

 

1日目はお昼のお弁当が必要だったので、お弁当箱は使い捨てのものにして持たせ、水筒ではなくペットボトル。

せっかく買っておいたゼリー飲料はすっかり忘れており冷蔵庫で寝かせてしまってました。

それから金曜土曜日曜月曜と、まさかのお弁当なし&娘を起こさなくていい4連休!

ゆっくり休ませてもらいました(笑)

いや、自分はお弁当持ってったり、仕事したりはしていましたよ。

まぁ、初日の木曜は健康診断だったので木曜金曜は確かに連休でしたけど。

 

さて、肝心の東北大会ですが。

今回はNコンと違い、多数の出場校があります。

Nコンでは県内からは2校だったのに対し今回は3校。

高等学校の部全体では30団体を超える出場数でした。

しかも、ひとつの学校から2団体が出ていたり、中高一貫校とかで中学生も参加していたり。

合唱が盛んだという福島の学校を多く聴けるのを楽しみにしていきましたが、Nコンで既にレベルの差を見せつけられていたので、もう細かく観察する気力もなく(笑)、ただただ上手だなぁと思って聴いてまいりました。

なので、どこが金賞でその中でもどこが全国推薦でとかは気にしていなくて。

どこが取っても、ああそうなのねという感じ。

うちの娘のところが銀を取れるのか、それともまた銅で終わるのか、結果の興味はそこぐらい。

 

なるべく多くの団体を聴きたかったのですが、開会式は朝10時、こちらを結構早朝に出ないと間に合わない。

それでも最大限努力して(そうでもないけどね)朝ごはん用に前日買っておいた値下げのパンを持参して出発。

会場近くの商業施設の駐車場へ車を停めて(時間が早めだったせいかまだ空きがあったのだ!)、交差点の斜め向かいの会場へ行くのに道に迷う(笑)

だってさ、商業施設の「二階」でエレベーターを降りてさ、会場へ行くのに横断歩道渡ろうと思ったら一階に降りようと思うじゃん。

降りたらどうも地下?なの?え?みたいな。

結局「二階」へ戻ったらそこが一般的な一階だったんですよねー。

あややこしや。

時間は既に数校演奏が進んでいて、やっと会場入りしたと思ったら、ロビーでは朝日新聞社が「無料でお作りしています」の「出場記念新聞記事風ポスター」みたいなの宣伝していて。

合唱シーンの大きな写真と、「☓☓高等学校金賞受賞」みたいな大見出しと、ちょっとした記事が載っているもの。

無料ならばと早速申込み。

新聞社なので、お届け先の住所氏名を元に営業活動したりするんだろうななんて予想をしていたら、相手はそれを上回ってきた!

朝日新聞を3ヶ月だけ契約していただくと、更にこちらの出場記念グッズをひとつ差し上げます!」ってさ。

ええ〜!この場で営業すんのか〜!

契約すればもらえるグッズは、学校名と個人名の入ったアクリルの盾ぽいやつ、新聞記事みたいなでっかいポスター、今回の大会出場校名を網羅したTシャツ…など4つ(もう1個はなんだったか忘れた)。

1年生なら来年再来年も集めてもらってぜひこちらをコンプリートしていただきたいです!って担当の方おっしゃってましたけど、いや、3年しかないから4つは揃わないから…。

それとも半年契約すれば2つもらえるとかだったのかしら?

とにかく我が家では今契約している新聞をお休みする気も(めんどくさい)、新たに朝日新聞を3ヶ月取る気も(3ヶ月取ったら一万円くらいかかるでしょ、無料グッズのために取らなくていい新聞取るなんて)、大体その予算だってないんだから、かなり食い下がられましたがお断りいたしました。

合唱関連の記事が出るのは朝日だけですよ〜って言われましたけども…。

無料のやつだけもらってごめん。

でもこの大会聴くのに隣県から高速料金かけて来てて食事代も外食でかかってるしこの大会自体だって一人当たり2千円の入場料払ってるんだ、申し訳ないね(なんなら県大会でも1500円払ってるから)。

 

なんてことをやっていたため、まるまる1校分くらい聞き逃す。

うーむ。

 

さてそのあとはホール内に入って各校の発表を聴いて。

娘の出番はお昼休憩が終わって割とすぐだったため、お昼に手間取り戻ってこれなくなる可能性も考えてプログラムのお昼休憩より早目に離脱し、車を停めた商業施設でお昼ごはんにすることに(駐車料金サービスのハンコ目当て)。

何軒もご飯屋さんはあるのですが、予算の兼ね合いと、混雑具合と食べたいものを鑑みて、パスタ屋さん?イタリアン?カフェ?みたいなところに入りました。

しかし注文システム等全くわからず、席に座って「注文取り来てくれるのかな?」なんて言ってたら、「レジでご注文お願いします」と言われ。

そしてメニューを決めるまでもだいぶ時間がかかってしまい。

やっぱり早目に出てきて正解でした。

なんとかボロネーゼ。

 

久しぶりに回転寿司とかファミレスとかラーメン屋じゃないところで食べたよ(笑)

あ、でも全日本の県大会のとき、会場の建物に入ってるカフェでオサレななにか食べたわ、そういや。

ちょっと違うかな?

 

お昼ごはんが終わってお店を出ると、近辺の駐車場はもはや満車ばかり。

平日でしたが、やはり大会関係の車でいっぱいになったのでしょうか。

朝から雨でお天気も悪かったですしね(地元は雷雨でした。Nコンに続きまたもや、です)。

 

午後の部が始まるまで余裕を持って戻れたので、席の場所も選べて着席。

あとはひたすら演奏を聴くだけ。

娘たちの出番もやってきて、こっちの大会用の曲はNコンより完成度が低いなって思ってたけど、さすが県大会から一ヶ月、良くなってる部分も見受けられました。

でもどうにも気になる部分もあり…正直あまり期待してなかったんですよね、娘には言えないけど。

それは娘が頑張ったところでどうにもならない部分だし。

 

後半になるにつれ(後半は大人数の部)、迫力のある演奏が増えてくる。

しかも素人が聴く分にはどこの学校も上手なので、まぁここは金賞だな!とわかる学校もありましたけど、銀賞〜銅賞あたりはどこがどう取れるのかさっぱりわからない。

出場数も多いので、Nコンみたいに銅賞以下の奨励賞みたいなのがあるのかと思ってましたが、銅賞までしかなかったですね。

結果としては、我が娘の学校は銅賞でした。

ライバル視していた、県内の今年統合された学校は大人数の部に出て銀賞。

少人数と大人数に分かれてはいるものの、全体通しての金賞〜銅賞の評価です。

ライバル校に負けたことになります。

そして今回、全国大会への出場権獲得は、大人数校から4校、少人数校から1校のみという結果でした。

例年は3校と2校が続いていたのに。

大人数と少人数で部門を分けているのなら、それぞれで金賞などつけてほしいところですが、全国大会へ出場させるのがそれぞれの部門から少なくとも1校は出すというルールがあるための部門分けのようで、金賞銀賞は大人数校の受賞が多かったです。

結局、人数の点で少人数校は遅れを取っているということになります。

例えば大人数校で人数制限を設けられたとしても、選抜メンバーが出てきてレベルの高さは維持できるでしょうし、そうでなくてもチームを2つ3つ分けられてライバルが増えるだけかもしれない。

福島のように、合唱が根付いている地域と闘うのは、本当に難しいことなのだろうなと思います。

 

しかし!Nコンもそうでしたが、金賞や全国出場が全て福島ということではありませんでした!

青森宮城!いいぞ、頑張れ!!

 

それにしても、高校生の歌う合唱曲の難しいこと…。

聴く方としては、日本語の歌を歌ってほしかったですねぇ。

英語ならまだしも、どこの言葉なのか区別もつかないような歌をまぁ次から次に…。

意味がわかると、どうしてそういう表現をしたのかもわかって、聴いてる方ももっと楽しくなれると思うのですが。

まぁ、目的が聴衆を楽しませるためではないので、こちらの願いなんて知ったこっちゃないんでしょうけども。

それからNコンとの違いとして、アカペラを歌う団体が多かったですね。

Nコンは課題曲がピアノ伴奏つきなので、伴奏者がいないとエントリーすらできないのではないでしょうか。

その点全日本は課題曲が複数あって、アカペラもあるので伴奏者を準備できない団体でも参加できる。

アカペラはハーモニーの美しさが際立つという良さがありますよねぇ。

ピアノに邪魔されないだけ、ダイレクトに響きが聴こえてしまうといいますか。

で、宗教曲みたいな、なじみの薄い曲がたくさん出てくる…。

意味が理解できないまま聴いてました(笑)

 

今回も演奏が全て終わったあと審査のために閉会式まで1時間ほど時間が空いたのですが、ここでは毎年恒例となっている「歌い回し」というイベントがその間に行われるようで。

事前に娘からちらっと聞いてはいましたが、とても楽しいイベントでしたね。

多分、その会場の担当の学校っていうのがもう決められていたんだと思うんですけど、突然一人の男子生徒が前に出て仕切り始めて、その子の学校が一節、客席でリパートリーからちょっと歌を披露する。

で、その学校が次に歌う学校を指名して、またそこが一節披露して…という繰り返し。

おそらく定演とかでやったであろう振り付きのヒット曲や、校歌なんかを歌う学校もありました。

そのたび手拍子したり、手を振ってリズムをとったり、歓声を上げたり。

生徒たちが楽しんでいるのはもちろん、見ている大人もとても楽しめました。

なかなかうちの娘の学校まで回ってこなくて、そのうち「大地讃頌」の全体合唱になってしまって、あれ、出番ないのかなと思ってたら審査に時間がかかってるとかでなんとか娘のとこも歌わせてもらえました。

そこだけ動画撮りましたが、うまいこと娘がこっち向きで歌ってくれててラッキーでした。

ああかわいい(親バカ)(今わたしの唯一の推しだから)。

 

審査が遅れたのは、全国出場校を決めるラインに同点で3校が並んでしまったからだったよう。

結果、その中から少人数校も選ばれたわけですが…朝日新聞の担当の方の挨拶で、その点に触れたとき声を震わせて喋っていたのが印象的でした。

たまたま、大会のあとに朝日新聞合唱コンクール関係のXのアカウントをフォローしたのですが、なんとその方が中の人らしくて。

他の金賞受賞校の話ばかりが流れてくるので心苦しい面もあるのですが、いろんな情報が入ってくるのでフォロー続けてます。

コンクールでたくさん歌われている曲を作曲されてる信長さんが独学て作曲されてるとか、また同じようにたくさん歌われている曲を作曲されている三宅さんが審査員してたとか、ほぇ〜と思いながら見ています。

 

審査が長引いたので大会の終了も遅くなり。

我々は会場から少し離れたラーメン屋さんで夕飯にしました。

昼の分も夜の分も写真には2人分しか写ってませんが、ばあちゃんも行ってます。

で、ばあちゃんは夜は少量しか食べなかったせいもあって、お昼ごはんの半分の値段で夕飯食べられました。

ありがとう、幸楽苑

 

あとでわかった結果。

今回の大会での「銅賞」は、「銅賞」の中で1位。

Nコン東北大会の「銅賞」はライバル校よりひとつ下の「銅賞」。

Nコン県大会のときは審査員全員娘のとこを1位につけてたのになぁ。

やっぱりNコンと全日本、自由曲を一本化した方の作戦勝ちなのかしら。

 

 

今回の遠征で準備したもの…

宿泊のためのフェイスタオル。

スヌーピーの買おうと思ったらまさかのスヌーピー品切れ。

シマエナガムーミンにしました。

どっちか私が使おうと思っていたのに、どちらも娘のものになってしまった。

 

それから、イオンで遊ぶっていうんで、普段お小遣いあげてないので五千円カンパしました。

お昼ごはんも自分たちでだったから。

牛タン丼1000円のを食べてきた模様。

宿泊施設、部屋にトイレも洗面台もお風呂もなくて、出てくるごはんもなんだか同じようなメニューばかりで冴えなかったから、念願の牛タン食べられてよかったね。

 

 

さてさて、これでひとまずコンクールシーズンは終了。

次は中間テスト。

3年生も引退、まだ全国への練習しなきゃいけないとかになってたら受験勉強にも取りかかれないし、体も休められないもんね、本人たちは全国行きたいんだろうけどもこのへんで一段落がいいのかもしれないね。

部活の次の大会としては年が明けてからアンサンブルのものがあるよう。

そこは県で1位になると全国推薦もらえるそうですが…今年は統合したばかりのあの学校がいるので、娘のとこもなかなか難しそうかなと内心思ってます。

それは全国大会といっても毎年福島で開催されてるもののようなので、もしうまくいったらまた聴きに行きたいですね。

 

全日本合唱コンの東北支部大会は、来年は岩手で開催だそうです。

見に行けるかな?

まず出場権を獲得しないといけないけど。

あと、会場が今年のより広いといいなぁ。

今年はいつもより600席少ない会場だったらしく(二階席とかなかった)、最後の演奏の頃なんて学生さんが座るとこなくなっちゃって大変そうでした。

岩手で合唱コンクールっていうとどこでするのかなぁ。

盛岡なのか、他の地域なのかっていうのもわからないしな。

 

ああ、また今回も長々と書き綴ってしまいました。

最後までお付き合いいただいたあなた、ありがとうございます。

お疲れ様でした。