皆さんも学生時代に経験あると思います、「今日はいろんなところの先生方が授業を見にいらっしゃいます」とか、「〇〇先生は今日は勉強会です」的なこと。
多分、音楽科教師のそれなんだと思うんですよね、「音研」て。
その「音研」というものに、なんだか知らないけど娘たちの部活が出演するという話をずいぶん前から聞いていました。
また、「県内屈指の進学校」と、「県内唯一の音楽科のある学校」の音楽部さんと合同です。
今回はなんと4曲。
そのうち2曲はこれまでやってきてなかった新しい曲で、短い時間で音取りから始めなくちゃいけなくて,しかもYouTubeにも載っていない曲のようで娘がブーブー文句言ってました。
部から詳細をなかなか教えてもらえないのはいつものことで、どういうイベントなのか、見に行けるものなのかどうか、娘のストーカーであるわたくしはイベントごとがあるたびいつも色々ネット検索をします。
それでわかったのは、
先生方が、とある先生の授業の様子を見学するらしい
何箇所かでそれを同時開催したあと、イベントホールで記念行事みたいなのをやるらしい
で、その記念行事に、娘たちが出るっぽい
さらには参加するには5000円必要、もちろん教育者向けの開催なので、一般人には案内は来ないんだろう
ということ。
となれば。
これは見に行けるようなイベントではないのですね?
と結論づけまして、見に行くのは諦めておりました。
ところがです。
イベントの2日前になって、「記念演奏は保護者も見れます」との情報が!!!
これは行きたい!
行きたいけど、そんな、先生方ばかり集まるところへのこのこ行って本当に大丈夫なのか?
演奏の始まる時間等は一応一覧で貰ってきてたけど、果たして何時から入れるの?
撮影とかはしていいの?
ママは行きたいけど、娘は来てほしくなさそう…。
といった葛藤はありましたが、ええ、結局行ってまいりました〜。
会場周辺での用事として平日でないと受け取れないオペラのチケットもあったし、有効期限が今月中の唐揚げ無料券もあったし…。
記念演奏の始まる時間に合わせて会場へ行くと、スーツを来た女性があちこちに。
そしてラフな格好の女性も…これは保護者の方か?
その方のあとについて会場入りすると、受付ブースはありましたがスルーして、スタッフさんから「保護者の方ですか?どうぞどうぞ」と案内されている姿を目撃。
座席表が貼り出してあって、見るとホールの1階席後方が保護者席のよう。
私も受付ブースには寄らずにまっすぐホール内へ歩いていきました。
ホール後方から中へ入ると、あれ、結構座席の選択肢少なくなるくらい保護者の人達いっぱいいるわ…。
きっと、うちの娘たち以外の出演者(小中学生)の保護者へはきちんと前もって連絡がいっていたのでしょうね…パパさんたちの姿もけっこう見受けられました。
ある程度連続して空いている、なるべく前の方の席へ陣取って、ドキドキしながら会の開始を待ちます。
始まる前にはアナウンスがあり、万一の際の避難方法や、今回は一般の方の撮影は禁止ですとの連絡まで!
えーっ、撮影だめなのかぁ。
事前に許可をとった人しかダメなんだそうです…(先生方でしょうね)。
さて気を取り直して。
記念行事はお偉方のご挨拶や、感謝状授与など。
既にステージには和太鼓が設置してあり、あまり興味の沸かない(笑)話が終わったあとは小学生による和太鼓演奏の披露でした。
和太鼓ってリズムだけだから、よく曲全体を覚えられるなーって思うんですよね。
複数人で入れ代わり立ち代わりひとつの太鼓をたたいたり、振りを付けて叩いたり。
演奏が終わったら礼でもしてから退場するのかと思いきや、なんかすーっとはけていっちやった。
で、代わりに大人が出てきて、同じ太鼓を使って威勢よく演奏。
そしてそれが終わったらまた子どもたちが出てきたので、あ、今度は一緒に演奏するのかな?と思ったら、ここで終わりの挨拶するために出てきただけでした〜。
子どもたちの和太鼓演奏のあと、いよいようちの娘たちの出番。
まずはNコンの課題曲を合同で。
2年生が修学旅行で不在(音楽科のある学校も)で、今回は音楽科の生徒さんも何人か参加してくれたようですが、なんだかいつもの迫力には及ばない感じ…。
しかも一番いいところで、指揮の先生が合図を出し忘れるという痛恨のミス!
なんてこった〜。
そしてこのあとは娘たちにとっての新曲を披露。
こちらのほうがなんだかまとまりがあるように聴こえましたね。
なんでだろ。
Nコンの曲は東北大会までいった3年生込みの娘たちの演奏に耳が慣れてしまっていたかな?
3曲歌い上げたあとは、全国大会まで進出を果たしている中学校の吹奏楽部の演奏。
これは楽しみ!
いつだったか、娘が部活で定演を聴きに行くというのでわたしも行ったことがあります。
その頃保護者会長もしてたからなぁ。
ここの吹奏楽部は山形にゆかりの曲ばかり披露してくれました。
東北各地から先生方が集まってくださっているので、そういう理由もあるんでしょうね。
そして吹奏楽の最後には小学生チームが花笠踊りを披露。
ちょっと簡単バージョンの振り付けでしたが(娘たちが小学校でやってた笠回しの方がずっと迫力あってかっこよかったなぁ)、客席の通路も使って踊っててなかなか楽しいものでした。
そのあとはいよいよフィナーレ。
全員合唱です。
50人以上もいた吹奏楽メンバーは選抜メンバーのみとなり、これまで出演した小中高生全員がステージに上がっての大合唱です。
曲は「群青」。
ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
東日本大震災を経験した福島で作られた曲です。
来年度の音研開催地、福島へつなぐ意味でこの選曲となったようです。
いつも高校生サウンドを聴いていたのが、急に小学生の元気な歌声になってしまってちょっと度肝を抜かれたかも(笑)
高音になると小学生の声が聞こえなくなって高校生の声になるのが微笑ましかったですね。
そしてなんと会場内にその「群青」を作曲された先生がいらっしゃってて、最後に登壇されていました。
また、この全員合唱のステージ設営が完了するまでの間、吹部のフルートパートが小曲を演奏してくれてたのがいい演出だなと思いました。
そうでないと観客はただ待ってるだけになりますからね。
そんな感じで記念演奏は終了となりました。
娘たちもそこで解散となるようだったので、一緒に車で帰るつもりをしていましたが、いや、わたしにはまだ用事があるのです!
まずは2月のオペラのチケット引き換え!
ネットで購入していて、演奏会当日でも大丈夫なんですが、とても混み合うから事前に受け取ってねみたいなことが書いてあったので、受け取ってきました。
山響の事務局なんて行ったことないからドキドキ…。
ほんとに事務所、って感じのところでした。
それから大事な唐揚げ無料券!!有効期限今月いっぱい!
3個だけ無料だったので、家族分には足りず不足分を購入…と思ったけど唐揚げバラ売りはしてなかったので、普通の唐揚げの3個パックをひとつ、そして油淋鶏4個パックを追加注文しました。
平日の中途半端な時間ですいていたのですぐにとりかかってもらえ、これから揚げるので5分くらいお待ち下さいねと言われて待っていると間に娘から連絡あり。
その後無事に落ち合えて、帰宅しました。
お腹がすいていたので帰ってきてすぐ唐揚げをおやつに。
1個がとても大きいので、半分にして食べました。
で、残りは夕飯のおかずで。
油淋鶏は別添えでタレがついていて思ったより薄味で、普通の唐揚げは味濃い目でしたね。
ぱっぷやさんという霞城セントラルに入っているごはん屋さんです。
おいしい(^^)
さぁ次々娘のイベント出演も消化されていっていますが、期末考査が終わると来月またイベントがあります。
これはきっと見に行けるものなのでまた楽しみにしていたいと思います。
今回も長文お付き合いいただきありがとうございました。
いつもダラダラすみません(笑)